HOME > 12.師匠となる相
・顴骨(=頬骨)が目の際より高く、耳の方へ通じる(≒張る)者は、必ず物の師範となる。 以上の一相がない者は、芸道に秀でたとしても、多くの門人を集める師になる事は出来ない。 ・また、売人(=商人)で、この師骨(しこつ)がある者は、必ずその家業において優れている。 ・また、志(こころざし)が高い者は、その家業を捨て、芸道に入る事がある。 ・顴骨が低い者には、絶対に師徳はない。