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当院の衛生管理について

 
当院では、より安全な治療を受けていただくため、米国疾病管理センター(CDC)や米国労働安全衛生局(OSHA)、米国外科学会(ACS)などの衛生管理規定を参考にした独自のガイドラインを作成した上で、それに基づいて施術しています。また、過去に中国やアメリカなどで発生した刺鍼事故を独自に検証し(詳細については講習会資料を参照)、如何にして安全かつ効果的な鍼灸治療を行う事が出来るかを結論付けた上で、施術しています。よって、「鍼灸治療を受けてみたいが、衛生面でちょっと不安が…。」というような思いがある方は、以下の文章を精読していただき、納得した上で来院するか否かを決めていただければと思います。
 
《当院で使用している鍼について》
当院で使用している鍼はすべてディスポ鍼です。
 
*現在、ディスポ鍼は様々なメーカーが製造していますが、出荷時にシリコンを塗布している鍼が一部で販売されています。刺入時にシリコンなどが皮下へ入ることは有害である、と当院では考えているため、ノンシリコンの鍼のみを厳選して使用しています。
 

 

 

《消毒について》
当院ではすべて個別包装になっているアルコール含侵綿を使用しています。

*未だアルコール容器につけ置き した綿花を使用している鍼灸院もあるようですが、過去には某病院で消毒綿花内でセラチア菌や緑膿菌が繁殖して院内感染を起こした事例が報告されています。
 

院内感染防止の徹底について

 
鍼灸院には不特定多数の患者が出入りするため、考え得る限りの衛生管理および危機管理に努め、院内感染を防止する事は、現代人の免疫力低下傾向を踏まえても、非常に重要な事であると考えています。また、このような視点は現代の医療者として最低限必要な事であり、以上の理由から、当院においても先駆的に最大限の配慮をしています。
 
*体内への刺鍼が不可欠な鍼灸院においては、易感染傾向の患者をベースラインとして、最大限に必要な院内環境を考え、整えるのが当然であると考えています。
 
1.院内感染とは
主に病院で、細菌やウイルスなどの病原体に感染する事を院内感染と呼びます。治療の場である病院は、元来様々な病原体(に感染した患者)が集まる場所でもあり、薬剤耐性菌が多く発生しやすい環境であるという点においても、重篤な感染症が発生しやすい危険な場所であると言えます。一方、鍼灸院においては、病院に比べて使用する薬剤の種類も少なく、耐性菌が発生する可能性はかなり低いと言えますが、危険性はゼロではありません。よって、皮下深部への刺鍼を行う鍼灸院においても、注射針等を用いる病院と同様に体内に病原体が侵入するリスクが伴いますので、院内感染の予防を徹底する事が非常に重要になります。
 
2.院内の清掃を徹底
院内は毎日清掃し、定期的な換気も行っています。特に患者が利用するトイレや洗面台は一日に数回清掃し、常に清潔な状態を保っています。
 
3.施術時にはマスクを使用
感染予防のため、院内スタッフが常時マスクを装着するのはもちろん、施術時、施術者もマスクを装着し、院内感染の予防に努めております。施術者がマスクを装着していない場合、言葉を発した時や、くしゃみ・咳をした時などに、鍼や鍼治療関連器具に細菌やウイルスが付着し、感染しないとは言い切れません(落下菌同様、鍼には様々な菌が付着する可能性を考慮しています)。また、施術者が何らかの飛沫感染系病原体に感染したままマスクをせずに施術を続ければ、患者間での感染が拡大する可能性があります。そのために当院では万が一を考え、施術時はマスクを着用する事で危機管理を徹底しています。歯科医が感染予防でマスクを着用することは常習化していますが、当院では鍼灸師もマスクを常用すべきであると考えております。
 
4.医療廃棄物の処理について
使用済みの鍼や血液が付着した綿花などは、法に定められた通り医療廃棄物として適正に処理しています。具体的には、市町村指定の産業廃棄物業者と契約した後、購入した専用のBOXにて厳重に保管し、BOXが一杯になった状態で引きとってもらい、処理していただいております。
 
5.その他
定期的な換気に加え、加湿器で院内の湿度を60%前後で保ち、院内感染しにくいような環境を整えています。さらに、ドアノブやウォーターサーバーなど、多くの患者様が手を触れるような場所も毎日アルコールで消毒しております。
 
 

灸の施術について

 
*現在は針施術を優先しているため、基本的に灸施術は、主としては行っておりません。
 

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