・小鼻が怒り、顴骨が目の際より高い者。
・小鼻が怒り、法令線が広く、後面へ流れる者。
・顴骨が目の際より高く、法令線が後ろへ流れる者。
以上の内の一相がある者は、必ず勢いが強く、家業を十方に広め、名を天下に発する事がある。
・また、この相がある者は、必ず奴僕(ぬぼく、≒部下)を多く使っている。武家や長袖(=公家、神主、僧侶、医者、学者など)にある場合は、十方(=自分の周り)の人が臣下に等しい。
・以上の一相があって、眼に激しさがある者は、いよいよ勢いが強まって来る。
・眼が愚かな者は、勢いがあったとしても、愚蒙(ぐもう)であり、役に立たない。よく考えなさい。