・官録(=官禄、かんろく)の宮(きゅう)は、その当時の吉凶を司る。
・神光(しんこう)の宮は、神仏を祈っているか否かを司る。
・駅馬(えきば)の宮は家の普請(=増改築)、宅変え(=引っ越し)を司る。
・印堂(いんどう)の宮は、諸々の望み事を司る。
・魚尾(ぎょび)、家続(かぞく、=田宅)の宮は、その当時の心気の吉凶を司る。
・右身左身(うしんさしん)の宮は盗難、失せ物(=失くした物)を司る。
以上の七穴では、青黄赤白黒美紫紅の八色は判断しない。ただ、良い色、悪い色にて判断する。その吉凶の色については、『南北相法 後篇』に詳しく記した。