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得気で効く鍼

*当院は平成22年に浅野周先生が東京都三鷹市で開業した鍼灸院を、5人目の内弟子が引き継いでいる正統な北京堂系鍼灸院です。電話番号は平成25年から「03-5969-8600」に変更になりました。浅野周先生の治療をご希望される場合は070-6969-8941へ電話して下さい。当院は平成28年1月から屋号が「北京堂鍼灸三鷹」から「東京つばめ鍼灸」へ変わりました(「東京つばめ鍼灸」の由来)。
 
最近は、東京都内の大学病院でもリハビリの一環として、鍼灸治療を取り入れるところが増えてきたようです。新聞やメディアにおいても、鍼灸治療の有効性がトピックとして取り上げられたりして、10年前に比べると、少しは世間の針灸に対する関心が高まったようにも思えます。
 
当院の鍼灸治療は、日本の一般的な鍼灸治療とは全く異なります。とにかく刺鍼時の痛みや響きが強いため、初診の患者の多くは驚きます。「死ぬほど痛いと聞きましたが、それほどではありませんね」と言う患者もいれば、「他で受けた針治療は全然痛くなかったですが。なんでこんなに痛いのですか」と嫌味を言って帰る患者もいます。しかし、ほとんどのケースにおいて、初回の施術で明らかな効果や変化を感じることができるため、患者は「痛くても治るから通っています。痛くて効果がなければ通いません」と口を揃えて言います。
 
日本で行われている鍼灸治療は、主に経絡治療や弁証治療と言われているものか、またはその派生系であり、どれも似たり寄ったりのようです。また、使う針は細く、短く、刺鍼本数は極めて少なく、ほぼ無痛に近い施術であることが主にみられる特徴です。さらに、それらの鍼灸施術は未だ科学的根拠や再現性に乏しいことが多いため、何回施術してもほとんど効果が見られなかったり、同様の病態の患者であっても、同じような治療効果が現れにくいのも、共通の特徴として挙げられます。したがって、日本では鍼灸施術が効果的であるという社会的、一般的な認識は少なく、医師や患者は「鍼治療なんて効くはずがない」と一蹴することも多いようです。その証拠に、当院には「有名な〇〇という鍼灸院で施術を受けたが、全く改善しなかった」と訴える患者が毎日のように来院しています。
 
では、そういった患者が難治な病態であるのかと言うと、すべてがそういうわけではありません。むしろ、当院で数回施術して完治してしまうケースがほとんどです。では、なぜ、当院の鍼治療が断然に効くのかと疑問を抱かれる方がおられると思います。まずその要因として、当院では針灸の本場中国において、中医師が常識としている「得気」を重視していることが挙げられます。ちなみに日本では「得気」という言葉はほとんど知られていません。「得気」については「得気の重要性」というページをご覧下さい。
 
「得気」は簡単に言えば刺鍼時の響きのことですが、これは硬化した筋肉に針がちゃんと刺さった時に起こる現象であり、ズーンという重だるい針治療独特の感覚のことを指します。日本の鍼灸業界では浅層部の筋肉や皮下にちょこっと針を刺すだけのことが多いですから、痛くもありませんし、「得気」がみられないことがほとんどのようです。当然ながら、「得気」がなければ、悪い筋肉に針が当たっていないわけで、大きな効果は見込めないでしょう。日本には「気を動かせば良くなるんじゃ!」などと言って、1本の針を背や腹に当てるだけの鍼灸流派も実在しますが、効果があったという話を聞いたことがありません。私もそういう針施術を4年ほど行ったり、有名な鍼灸師から受けていた時期がありましたが、明確な効果はほとんどみられませんでした。
 
多くの慢性疼痛や不快症状の原因はインナーマッスルの硬化によるケースが多く、この凝り固まった筋肉へ刺鍼しなければ、症状は改善しにくいようです。当然、すでに硬化している筋肉へ刺鍼すれば、刺鍼時に反射で筋収縮が起こる度合いが強まりますから、それだけ神経が刺激されるわけで、「得気」も強く感じられます。つまり、「得気」というモノは、凝った筋肉に針が刺さった時に神経が脳へと伝える、電気的な刺激、生体反応のことなのです。カルトなエセ現象ではありません。患者によっては置鍼時に鈍痛、重だるさの他、拍動性の痛みを感じたり、普段出ている患部の痛みがより強く再現されることがあります。また、刺鍼後は刺鍼した患部が筋肉痛のような痛みに変わったり、全身がだるくなったりします。しかし施術後1~3日くらい経つと、それまであった痛みや不快症状が完全に無くなるか、明らかに軽減します。重度の患者においては、一時的な好転反応といえるような状況がみられることがあり、痛みや病態が悪化したかのような状態になることも稀にありますが、治療を続けていくと、徐々に改善し、明確な効果を体感することができます。
 
前述したとおり、当院の針治療は痛いですが、多くの患者は口を揃えて「痛いけど超絶に効く」とか、「鍼治療が効くなんて思っていなかった」とか、「今までの鍼治療は何だったんだろう」とか、「どんな治療よりも効いた」などと言います。しかし、こればかりは、実際に体験してみないとわからないと思います。
 
もちろん、刺鍼時の痛みに耐えきれず、1回で来院しなくなる患者もいます。なるべく痛みの少ないような施術をすることも可能ですが、基本的には重症であればあるほど、施術時の痛みが増加します。加えて、長年慢性痛などを抱えている患者は治癒までに時間がかかりますので、それなりの覚悟と忍耐が必要だと思います。病態が軽度であれば数回の施術で完治させることも可能ですが、重症だと改善するまで半年以上かかることがあります。
 
とにかく、今の日本の鍼灸治療で効果的なモノがあまりみられないためか、鍼灸自体に失望していたり、疑心暗鬼になっている患者が少なくないようです。こういう世情において、当院のような鍼治療は日本では完全にアウトローですから、当院に対して根も葉もないデマを流して営業を妨害する、同業者と思しき哀れな輩がいるのも事実です。まさに出る杭は叩かれる、というような状況です。
 
そんな状況にあっても、1人でも多くの患者が救われるよう、日々精進しているつもりです。もちろん当院長は全能ではありませんから、すべての患者を治せるような境地には未だ至っていません。しかし現状でも、来院する患者の90%くらいは完治または改善させています。確かに、最近は難治の患者が多いので、5%くらいのケースで全く歯が立たないような状況があるのも事実です。そういう5%に含まれたような患者が、当院に批判的な意見をするのは致し方ないことだと思います。
 
しかしそれでも、どこへ行っても改善しなかったような患者のうち、9割くらいを治しているわけですから、治すと謳って詐欺的に患者を集めて全く治さないようなイ〇チキ鍼灸院に比べたら、当院は遥かに患者の要望に応えることができていると言えるかもしれません。もちろん、来院する患者すべてを治せるようになるのが最善であることは承知しています。しかし、近年増加している難治の耳鳴りや繊維筋痛症、潰瘍性大腸炎など、現代病と言えるような新種の如き病態が年々現れるため、来院患者をすべて治して帰すというのは、実現しがたいことであると考えています。
 
 

当院の特徴

当院で治せる疾患は主に突発性難聴、メニエール病のほか、慢性頭痛や首肩こり、腰痛、背部痛、膝痛、肘痛、腱鞘炎、ムチ打ち症、各種スポーツ障害、生理痛などの疼痛性疾患および運動器系疾患です。特に機械的牽引によって引き起こされる疼痛などに有効で、病院でのリハビリや投薬、マッサージなどで全く効果が見られなかったケースでも簡単に完治させることが可能です(手術歴があったり、脳や骨などに器質的な異常がある場合は改善しないケースもあります)。また、正統な北京堂式を継承する一方で、本場中国の最新鍼灸術を参考にして、より効果的な刺鍼法を日々探求しています。主に神経内科学的、解剖学的、力学的に刺鍼ポイントを探りながら、『黄帝内経』に記されている斉刺や揚刺、短刺などを応用した響きの強い刺鍼法によって、高い治療成績を維持しています。実際に、従来の鍼灸流派とは異なる深部罹患筋への刺鍼をベースにした治療であるため、トリガーポイント注射や筋弛緩剤などで全く効果がみられなかった患者においても明白なる改善をみせています(繊維筋痛症や筋筋膜性疼痛症候群、原因不明と診断された疼痛などにも有効ですが、薬物の副作用などによる疼痛、器質性病変によらない心因性疼痛などには効果がみられにくい場合があります)。さらに、当院独自の消毒・滅菌ガイドラインを作成し、多くの患者が安心して治療を受けられるよう最大限に配慮しています。

*当院長は2010年に浅野周先生の内弟子となり、正統な北京堂治療を伝授されています。
*現在、「北京堂式治療」はいわば亜流で、北京堂治療(浅野式治療)とは異なります。