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血流改善薬について

 
鍼施術は、まれに軽度な内出血を伴うことがあります。鍼治療で使われる鍼は直径0.2~1mm程度で、注射針に比べると遥かに細いものです。したがって一般的には、刺鍼によって血管をひどく損傷したり、出血が止まらなくなることはありません。しかし脳血管障害(脳梗塞、脳動脈瘤など)や、心疾患(心筋梗塞、狭心症、心室・心房中隔欠損症、ファロー四徴症など)、肺塞栓症、腎不全、高コレステロール血症、閉塞性動脈硬化症、バージャー病、大動脈瘤などの疾患で処方されている薬は主に血液をサラサラにする作用があり、これらの薬を服用している場合、細い鍼を使ったとしても施術後に出血が止まりにくくなる可能性があるため、施術をお断りすることがあります。もし施術を希望される場合は、必ず事前に薬を処方している、かかりつけの医師に相談した上で、お電話にて当院へご相談下さい。
 
 
《血液をサラサラにする薬》
・ワーファリン
・プラビックス(クロピドグレル)
・バファリン
・バイアスピリン
・エパデール
・オパルモン(リマプロスト、プロレナール)
・プレタール(シロスタゾール)
・アンプラーグ(サルポグレラート)
・セロクラール(イフェンプロジル)
・パナルジン(チクロピジン)
・コメリアン(ジラゼプ)
・ロコルナール(トラピジル)
・ドルナー(プロサイリン、ベラプロスト)
・ケアロードLA(ベラサスLA、ベラプロスト)
・ペルサンチン(アンギナール、ジピリダモール)
・プラザキサ(ダビガトラン)
 
*以上の薬以外にも、似たような作用を持つ薬があります。詳しくは医師にお尋ねください。