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院長プロフィール

 

東京都生まれ。鍼灸師。都内の某M大学に入学するも道を誤ったと感じて自主退学。その後は様々な職を転々とし、天職を見つけるために寝る間を惜しんで働く。20代半ばを過ぎた頃から、漠然と医療関係の職に就く事を模索し始める。その後、様々な医学書、民間療法の書籍を読み漁り、鍼灸の道へ進む事を決意する。27歳で鍼灸学校に入学後、現役で鍼灸師国家試験に合格、鍼灸学校付属施術所のインターンを経て、北京堂鍼灸創始者であり、日本を代表する中医翻訳家である淺野周先生に弟子入りする。弟子としては最短の3ヵ月で独立し、2010年7月より島根県松江市の北京堂鍼灸院を任される。2013年9月から東京都三鷹市の鍼灸院を引き継ぐ。国内既存の流派とは全く異なる鍼灸治療により、一人でも多くの患者を治し、国民全体のQOLを高め、鍼灸が最も効果的な施術であると世に知らしめることを生涯の使命と考えている。日本鍼灸界の現状を憂いつつ、毎年、針灸の本場中国北京へ飛び、最新の針灸情報を学ぶなど、より効果的な鍼灸治療を提供できるよう、奔走している。

 

私も鍼灸師になりたてのアホな頃は、アメリカのセレブの影響で日本でも火が付き始めていた美容鍼に関心を抱いていたわけですが、幸運にも北京堂式という、世界でも類稀で、超アウトローかつ、結果に再現性のある鍼灸治療法に出逢ってしまったゆえ、美容鍼への関心は日に日に薄らいでゆきました。
 
現在、日本でも欧米でも、未だに「気」や脈診、腹診などを重視した経絡治療など、表皮に数本の鍼しか刺さぬ「痛くない優しい鍼」が主流で、当院のように数回の施術で効果を出す鍼灸院はかなり少ないようです。要するに、オツムがお花畑な一部の日本の鍼灸師は、中医で最も重要な「得气」の意味も知らなければ、「酸麻胀痛重」という中医の基本用語も知らぬために、中国ドラマで郎中(昔の民間の医者)役の役者が、「如果他感觉不到酸麻胀,针就没有到位」と言っても、チンプンカンプンププイのプイ、なのです。
 
当院の鍼治療は刺鍼時に独特な響きがあり、痛いですが、とにかく著名な専門外来や鍼灸院などに比べると、1回の施術で体に明らかな変化を感じられることが多く、断然に治癒率が高いようです。実際に、病院の専門外来やペインクリニック、整体院、カイロ、鍼灸院など様々な治療院を渡り歩いた多くの患者が証言しています。考えてみれば簡単なことですが、痛くて効果のない針治療であれば、とうの昔に廃業しているでしょう。当院に通院している多くの患者は、「明らかな効果や体の変化を感じることができるから、痛くても通う」のだと言います。しかし、残念ながら、私は神ではありませんので、来院する患者を100%治せるわけではありません
 
そんなこんながありまして、私は再現性と科学性に乏しいにも関わらず、権威に縋り、「エビデンス、エビデンス」などと、日本語を覚えたてのオカメインコのように嬉々として叫び、それらを標榜して治さぬ怪しい鍼灸などには一切関わらず、鍼灸師が最も世の中のお役に立てると思われる疼痛専門鍼灸を極めよう、と日々精進するようになりました。
 
そういえば昔、Clint Eastwood主演の「In the Line of Fire(ザ・シークレット・サービス)」という映画のラストシーンで、John Malkovichが言ったセリフに「You're a good man, and good men like you and me are destined to walk a lonely road. Goodbye, and good luck.」というものがありました。古今東西、いつの時代も真理は同じようで、やはり真っ当に生きている善人というものは孤独な道をゆくのが常のようです。しっかりとした信念を持ち続け、努力して、患者から感謝されるような鍼灸師になれるかどうかは、やはりその人の本質によるのだと思います。