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治療回数の目安

 鍼灸は本来「治療」ですので、出来るだけ少ない回数で不快症状を緩和させるか、完治させることが望ましいです。したがって、鍼灸治療を施す場合は、西洋医学的な診断法や病院の検査結果などを加味して、慎重にアプローチしなければなりません。したがって、長い鍼を使って深い部分の筋肉にアプローチすることも必要ですし、必要がなければ、短い鍼で症状の改善を図ります。つまり、症状がひどければ、医者が外科的手術を施すように、鍼灸においても、多少は患者の負担になる治療が必要になります。
 
鍼は硬化した筋肉に刺せばそれなりに痛いです。ゆえに、マトモな鍼灸師であれば、多少は患者が痛がったとしても、ある程度は鬼になってでも治そうという覚悟があれば、「患者に媚びるような浅鍼」をやろうとは思わないはずです。
 
 とにかく、症状が重いと治療期間も長期に及びますし、治療開始直後は患者の負担も大きいです。しかし、根気良く治療を続けていけば、患者が感じる治療時の負担は軽減し、次第に症状も軽くなっていきます。ゆえに、鍼を刺してもほとんど痛くなくなれば(まれに鍼が皮膚を通過するチクッとした軽い痛みはありますが)、鍼灸治療はもう必要ありません。つまり、ある程度鍼灸治療で心身が回復したら、患者自身が体調管理に気を配って過ごすようにすれば、鍼灸治療から遠ざかって自立することが可能になります(たまに、ちょっと心身の調子が崩れたら鍼を1~2回する、というのが理想です。)。ちなみに、
 
 大体の目安として、ねんざ・肉離れは1~2回、寝違えは1~3回、ぎっくり腰は1~2回、慢性腰痛は2~12回、坐骨神経痛は1~12回、腱鞘炎は1~8回、肩こりは2~8回、慢性頭痛は2~6回、不眠症は2回以上(軽度なら1回)、寝違えは1~3回、顔面麻痺は2~6回、五十肩は3~12回で症状が軽減するか完治します。また、便秘症や過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、自律神経失調症、その他の難病、慢性疾患は時間がかかりますが、ほとんどの場合において症状が緩和されるか、完治します。